FXの始め方!優良FX会社(口座)3社を徹底比較

FX口座

どうも、管理人のS.Sです。本記事では、これからFXを始める人向けに、FXの基礎知識~始め方まで、徹底的に解説していきます。

銀行に預けておいてもほとんど利息を得られない今、人気を集めるFXで、今日から勝ち組トレーダーとして歩み始めましょう。

FXの基礎知識

FXとは外国為替証拠金取引(margin Foreign eXchange trading)の略称で、ドルやユーロ等の海外通貨を売買し、利益を稼ぐことを目的とする取引のことです。

FXの魅力は、外貨預金や外貨建て投資信託に比べ取引手数料が安いこと、中途解約が自由であること、市場が株や債券などより大きいため、フェアーな市場であるといえることです。インサイダーなど殆どない(影響が少ない)と言っても過言ではないでしょう。

また、FXの特長は、株とは違い少額ではじめられる上に、24時間インターネットができる環境(PC、スマホ、携帯、タブレット等)があれば参加できることです。

そのため、日中は忙しい会社員や主婦を中心に人気を集め、2020年度には、FXの取引金額は6364兆円を超えました。

個人投資家の取引は、既に日本の輸出企業などの売買高を上回っています。

何故、24時間取引ができるのか?

FX(外国為替証拠金取引)は世界中で行なわれており、時間も価格もグローバルに連鎖する巨大マーケットです。

外国為替市場の1日の始まりは日付変更線の関係で、ニュージーランドのウエリントン市場に始まり、東京市場などのアジア、世界最大の取引量を誇るロンドン市場などの欧州、最後にニューヨーク市場のアメリカへと、時差によって活況な時間帯が平日24時間途切れずリレーのように繋がります。

取引が活発に行なわれている時間帯を「○○市場」と呼び、ニューヨーク市場、ロンドン市場、東京市場が三大市場と呼ばれています。

なお、外国為替市場は相対取引といって、銀行や機関投資家、企業、個人などがインターネットを中心に、売りたい人と買いたい人が相対で自由に値を決めながら24時間取引できるバーチャルな市場です。

つまり、各市場といっても特定の取引所があるわけではなく、為替取引の中心であるインターバンク取引(銀行間取引)が最も活発に行われている時間帯という意味になります。主要各国の取引時間帯の目安は下記表を参照(日本時間)。

市場冬時間夏時間
ウェリントン5時~15時頃4時~14時頃
シドニー7時~17時頃6時~16時頃
東京8時~17時頃
香港9時~18時頃
シンガポール9時~18時頃
フランクフルト16時~翌1時頃15時~翌0時頃
ロンドン17時~翌2時頃16時~翌1時頃
ニューヨーク21時~翌6時頃20時~翌5時頃

FXでは少額で大きな取引が可能

FXでは、レバレッジという小資金で多額の取引ができる仕組みがあり、投資金額の25倍までの取引が可能です。

なぜなら、FXは差金決済という決済方式によって取引が行われているため、売り買いによって発生する差額分のみを決済します。

そのため、自己資金の何倍もの取引を行っても、決済時に差額分で発生する損失以上の証拠金が口座にあればよいため、大きな金額の取引が可能です。

つまり、25倍のレバレッジでは50万円の元手があれば、1250万円まで取引が可能となります。その1250万円の1割を稼ぐ為替変動が起きたならば、それは自己資金の2.5倍を稼いだことになるのです。

通貨ペアについて

外国為替は2つの通貨の交換・取引のため、2つの通貨を組み合わせた通貨ペアが数多く存在します。

FX会社によっては40ペア以上もの通貨ペアを提供するところもあります。

しかし、マイナーカレンシー(南アランドや香港ドルなど)は取引量が少ないため、取引が難しくなる・取引が成立しないことがあります。

ですから、実際の取引では、流動性が高い取引の活発な主要通貨(メジャーカレンシー)ペアがあれば十分でしょう(下記は主要通貨ペアの一例です)。

  1. 米ドル/円(USD/JPY)
  2. ユーロ/円(EUR/JPY)
  3. ユーロ/米ドル(EUR/USD)
  4. ポンド/円(GBP/JPY)
  5. ポンド/米ドル(GBP/USD)
  6. 豪ドル/円(AUD/JPY)
  7. NZドル/円(NZD/JPY)
  8. 豪ドル/米ドル(AUD/USD)
  9. NZドル/米ドル(NZD/USD)

ちなみに、国際決済銀行(BIS)が3年ごとに発表している、2019年度の世界の通貨ペア別の取引高は、ユーロ/ドルが24.0%、ドル/円が13.2%、ポンド/ドルが9.6%、豪ドル/米ドルが5.4%となっており、全体の9割弱(88.3%)が米ドルがらみとなっています。

ただし、金融先物取引業協会が発表した2020年度の日本国内店頭FX通貨ペア別取引量によると、FX取引全体の約6割(60.5%)を「ドル/円」が占めています。

FXは通貨に投資するわけですから、その通貨を発行している国のことをよくわかっていないといけません。

日本人が1番よくわかっている通貨は、情報を入手しやすい円。次は、頻繁にニュースでも市場動向が報告されるドル(アメリカ)というのが一般的ですよね。

ですから、まずはドル/円のトレードからスタートするといいでしょう。

円高・円安と為替取引

円高とは他国通貨に対して円の価値が上がること、円安とは逆に価値が下がることです。例えば、1ドル=100円から90円になれば10円の円高で、ドルに対して円の価値が10%上昇したことになります。

FXでは、通貨ペアの左側の通貨を主体として考えますので、ドル/円で円高となれば、それはドル安と同じことで「ドル安(円高)」になったといい、円安になれば「ドル高(円安)」になったと言います。

どちらの通貨が左にきて主体になるかはあくまで外国為替市場の慣習であり、特に明確な決まりはありません。

FXで稼ぐ仕組み

FXで利益をあげる方法は、大きくわけると2つあります。ひとつは「為替差益」で稼ぐ方法。もう一つは「金利差益(スワップポイント)」で稼ぐ方法です。

1.為替変動で稼ぐ方法

「為替差益」で稼ぐといってもピンとこないと思うので、具体的に日本円と米ドルの取引を例に為替変動で稼ぐ方法について解説します。※下記例で設定している為替レートは、現在の為替レートとは異なります。

  1. 1ドル=100円の時に、10万円で米ドルを1000ドル購入
  2. 数日後、円安が進行して1ドル=110円になったので購入した1000ドルを売却

上記のように、数日たって1ドル=100円だった通貨の価値が1ドル=110円となった時、1ドル100円の時に購入した1000ドルを売却すれば、(110-100)×1000=1万円の為替差益(利益)を得ることができます。

このようにして収益をあげるのが1つ目の為替変動で稼ぐ方法です。

2.金利差益(スワップポイント)で稼ぐ方法

FXで稼ぐもう一つの方法は、金利差益(スワップポイント)です。

スワップポイントとは、2つの通貨同士の金利差を交換することで、利息のようなものです。FXでは低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うことで、その金利差にあたるスワップポイントを受取れます。

金利は、各国の金融政策によって決まりますので、為替相場よりも比較的分かりやすいですが、スワップポイントの獲得をトレード目的としている場合は、急激な金利の変動に注意が必要です。

それでは、具体的に日本円と高金利通貨として有名な豪ドルの取引を例に金利差益(スワップポイント)で稼ぐ方法について解説します。※下記例で設定している各国の金利は、現在の金利とは異なります。

  1. 金利0.10%の日本円(100万円)で金利3.50%の豪ドルを購入
  2. この金利差が1ヶ月続いた状態で100万円分の豪ドルを売却

この場合、日本の金利は0.10%、豪ドルの金利は3.50%なので、3.50%-0.10%=3.40%の金利差が毎日貰え、1ヶ月で約2859円の金利差益を稼ぐことができます。

金利差益の計算方法の例※1年間3.40%の金利差が継続された場合

1年間の利益:1000000 × 3.40% = 34,800円 1日あたりの利益:34,800円 ÷ 365日 = 約95.3円

このようにFXでは、低金利国(現在の日本など)の通貨で高金利国(オーストラリアやニュージラーンドなど)の通貨を買うと金利差が生まれ、通貨を保持しているだけで利益(利息)を得ることができます。

銀行に預金していても貰える利息は微々たるもの、賢く運用してお金を増やせるのが、FXでの金利差益(スワップポイント)で稼ぐ方法です。

FXの始め方

FXは、「口座開設の申込み」→「 FX会社の審査」→「開設口座に運用資金を入金」という流れで、最短翌日からはじめることができます。

FX口座開設の申込みは非常に簡単で5分程度で手続きは完了します。

口座開設・維持費、マーケット情報等は全て無料です。実際に取引しなければお金は一切かかりません。

口座開設の手続き後、審査パスすれば、最短翌日に郵送で口座番号やログインIDが記載された書類が届きます。

その後、口座に取引き資金を入金すれば、取引きをすぐに開始できます。

口座への入金額は、ドル/円で1万通貨を余裕を持って取引できる10万円ほどを入金するといいでしょう。また、初回の入金額によってお得なキャンペーンに参加できるFX会社もありますので、キャンペーン対象金額を目安に入金してもいいと思います。

FX会社(口座)のスペックを比較

FXを始めるには絶対に必要となるFX口座について、推奨できる優良FX会社3社を徹底的に比較して解説していきます。

FXネオ(GMOクリック証券)

GMOクリック証券

FX取引高世界第1位(※)のGMOクリック証券は、PCはもちろん、スマホでも使いやすい取引ツールが初心者からプロデイトレーダーまで好評。オリコン顧客満足度ランキングネット証券部門総合第1位にもなったことがある実績は伊達じゃありません。(※)ファイナンス・マグネイト社調べ(2020年1月~2021年12月)

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取引手数料レバレッジ取引単位
無料25倍10000通貨
通貨ペア初回入金額デモトレード
20下限なし
サポート
24時間電話サポート(月7:00~土7:00)※米国夏時間は6:00まで
PC対応ブラウザ
Mac
スマホ対応iPhone
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モバイル対応docomo
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SoftBank

上記のFXネオ(GMOクリック証券)データは、過去の一定時点における情報を含んでいる場合がございます。 最新の情報はGMOクリック証券の公式サイトをご確認ください。

クリック証券

LION FX(ヒロセ通商)

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24時間電話サポート(土曜日17:00~月曜8:30を除く)
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Mac
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モバイル対応docomo
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FX取引ならヒロセ通商へ

LINE FX

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LINEFX04

スプレッド比較

掲載FX会社の主要5通貨ペアのスプレッドを比較。※原則固定スプレッド(例外あり)

FX会社米ドル/円ユーロ/円ユーロ/ドルポンド/円豪ドル/円
GMOクリック証券0.2銭0.5銭0.4pips1.0銭0.7銭
ヒロセ通商0.2銭0.4銭0.3pips1.0銭0.6銭
LINE FX0.2銭0.5銭0.4pips1.0銭0.7銭

上記のデータは、過去の一定時点における情報を含んでいる場合がございます。最新の情報は各FX会社の公式サイトをご確認ください。

スプレッドとは?

スプレッドとは、FXで通貨と通貨を交換・売買する時の売値と買値の差のことです。通常ドル/円が最も狭く、流通量の少ないマイナーな通貨ペア程広くなります。

スプレッドは常に一定ではなく、急激な為替変動があると広がる場合もあります。ですから、スプレッドの狭さや広がりがFX会社選択のポイントの1つとなります。

取引で顧客(私たち)の払うコストは、取引手数料とスプレッドがありますが、現在、ほとんどのFX会社で取引手数料は無料となっているため、このスプレッドが取引における事実上の手数料に相当します。

短期売買ならスプレッドで選ぼう

スプレッドは、わずか0.1銭の差でも、取引回数を重ねると馬鹿にならない差となります。ですから、1日に何度も取引をする人は、0.1銭でも低いスプレッドのFX会社を選ぶことが重要です。

短期売買をするなら、まずは、主要通貨において低スプレッドのFX会社で口座開設しておけば間違いないでしょう。

GMOクリック証券が最狭水準スプレッド業者の代名詞です。

スワップポイント比較

掲載FX会社の主要5通貨ペアを1万通貨購入した時に、1日あたりに受け取れるスワップポイント(スワップ金利)を比較。※単位(円)

FX会社米ドル/円ユーロ/円ポンド/円豪ドル/円NZドル/円
GMOクリック証券5-4244953
ヒロセ通商210235060
LINE FX5-19154550

上記のデータは、過去の一定時点における情報です。受け取れるスワップポイントは日々変動しますので、最新の情報は各FX会社の公式サイトをご確認ください。

長期運用ならスワップポイントも選択基準

中長期売買(ポジショントレードやスワップトレード)をする人が、スワップポイントをトレードの主目的とする場合、高スワップ通貨ペア(南アフリカランド/円 メキシコペソ/円 トルコリラ/円など)を取引できることが大前提となります。

そのため、業界屈指の通貨ペア数と高いスワップポイントを誇るヒロセ通商が評判です。

なお、スワップポイントは、多くのポジション(外貨の持ち高)を中長期で運用する人には大きな収入となりえますが、デイトレードやスイングトレードをする人はもちろん、あまり大きなポジションを保有しない人にとってはほとんど関係ありません。

そのため、そもそもFXは為替差益の獲得を主目的としていることもあり、スワップポイントはトレードのおまけと考えられることが多いです。

スワップポイントがマイナスになる通貨ペアもあるので注意しましょう。

モバイル対応比較

掲載FX会社のモバイル対応を比較。

FX会社AndroidiPhoneiPad
GMOクリック証券iPhone兼用
ヒロセ通商
LINE FX×

上記のデータは、過去の一定時点における情報を含んでいる場合がございます。最新の情報は各FX会社の公式サイトをご確認ください。

モバイル端末から取引

最近は、PCからだけでなく、外出時にモバイル端末を利用してFXを楽しむ人が増えています。中には、モバイル端末だけで取引をしている人も少なくありません。

ネット接続できるスマホやiPadがあれば、チャート確認から実取引まで、PCとほぼ遜色なく取引できるアプリも増えてきています。

スマホやiPadをお持ちなら、取引ツールとしてはもちろん、トレード情報の取得にも便利ですので活用するといいでしょう。

FX口座選びに迷ったら

私もそうでしたが、FXをこれからはじめる人は、データを見て検討したものの、どこのFX会社に口座を開設すべきかよく分かりませんよね?

ですから、これからFXを始める方に、私がおすすめしているFX会社を参考までに紹介しておきます。

初心者におすすめのFX会社

初心者に限らず、まずおすすめしているのは、FX業界においてのリーディングカンパニーと呼べるGMOクリック証券です。

なぜなら、業界最狭水準のスプレッドを提供しているだけでなく、非常に魅力的なサービスを提供しているからです。

例えば、GMOクリック証券では、FX取引高世界第1位(※)であることやオリコン部門別ランキングで取引ツール・発注方法の充実度で第1位に選ばれていることから分かる通り、取引環境(取引ツール)が非常に優れていると評判です。(※)ファイナンス・マグネイト社調べ((2020年1月~2021年12月)

なお、ネット取引ではシステム障害が起こることがあり、いざという時に取引ができなくなる可能性もあります。ですから、複数のFX会社で口座を開設しておき、いざという時は、所有しているポジション(外貨の持ち高)と反対のポジションをたて、リスク管理できる環境を持っておくことを推奨します。

口座開設は無料ですし、ほとんどのFX会社が、口座を開設するだけで為替情報やニュース、各国の経済指標など様々な情報やツールを無料で提供してくれますので、情報収集する目的も兼ねて、この機会に複数のFX会社で口座を開設しておくといいでしょう。

実践前の最終準備

さて、口座開設の手続きが終わったら、いよいよ実践です。

そこで、実践において必ず考えなければならない「ポジションの持ち方」や「トレードスタイル」、取引に役立つ「情報収集の仕方」をまとめました。

また、もっとFXの基本を確認したいという方は、「FXのしくみと魅力をご紹介(外為オンライン提供)」を参考にしてみてください。

ポジションの持ち方

当然ですが、はじめての取引から数回は、相場感覚を養う練習も兼ねていますので、小さいポジション(外貨の持ち高)での短期売買からはじめることを推奨します。

そして、幾度かの取引を積んでから、自分が損失を被っても許容できる範囲でポジションを持つようにしましょう。

プロのディーラーであれば、最低でも100万ドル(1億円)ほどのポジションを持ちますが、個人には、業務上の制約などはないので、1万通貨ほどのポジションから取引をはじめることを推奨します。

例えば、1万通貨のポジションを持ち、ドル/円でロング(買い注文)の取引をしていた場合、1円の円高となっても、損失は1万円で済みます(日に1円の変動は割と少なく、大きな変動)。

なお、あまりに小さすぎるポジションでの取引は、損失に対する感覚が鈍り、雑な取引が身につきやすいため、おすすめできません。

とはいっても、FXはギャンブルではないので、一発逆転を狙ったような自分の運用資金に見合わない大きなポジションを持つことも絶対にすべきではありません。

トレードスタイルについて

FXでは、自分の性格や生活リズムに合ったトレードスタイルを見つけることが大事です。

下記表をご覧いただき、トレードスタイル毎のメリット・デメリットを確認して、自分に合った方法を決めましょう。

トレードスタイル取引時間狙いメリット・デメリット
スキャルピング数秒~数十秒為替差益〇忙しく時間のとれない人でも取組みやすい ×瞬時に判断していく反射神経がとわれる
デイトレード数分~1日以内為替差益〇1日という枠を設けるので、負けても仕切り直ししやすい ×目先の動きに振り回されやすい
スイングトレード数日~1週間為替差益○頻繁にチェックしないですむため、会社勤めの方にも向いている ×デイトレードほど頻繁に売買しないので効率は劣る
ポジショントレード数週間~数カ月為替差益〇1回の取引に時間をかけて利幅を大きくできる ×相場を見誤ると、大きな損失を抱えることになる
スワップトレード1年~10年金利差益○毎日、入ってくる金利を貯めるだけなので楽 ×相場が大きく動くと為替差損が生じることがある

ポジションを持っていると寝れない(本業に集中できない)という人は、スキャルピングやデイトレードといった短期のトレードスタイルが良いでしょう。

また、長期のトレードの方が1回の取引で大きな利益を得られる可能性はありますが、損をする可能性も同様に大きくなります。

ですから、FXをはじめたばかりの人には短期トレードを推奨します。

情報収集の仕方について

FXを始める為の第一歩として、情報収集は非常に大切です。

FX取引をする上で確認すべき重要な情報は大きく分けると次の3つです。

  1. 今、相場を引っ張るホットなテーマを知る
  2. 各国(各通貨)の金融政策の動向
  3. アメリカを中心とする各国の重要経済指標

これらの把握は、無料でも十分に収集できますので、以下に解説していきます。

1.今、相場を引っ張るホットなテーマを知る

世界の経済情勢や為替の流れは、FX会社が配信する情報やニュース番組、大手通信社が提供する情報で掴むことができます。

例えば、テレビ東京の経済番組「モーニングサテライト(サイト内で動画提供)」や世界の投資家もチェックする大手通信社の「Reuters」「Bloomberg」「The Wall Street Journal」などで情報をキャッチできます。

2.各国(各通貨)の金融政策の動向

「各国(各通貨)の金融政策の動向」については、各国の政府や中央銀行の発表から把握できます。そして、その発表内容はWEBサイトなどで確認することができます。

ただし、海外サイトは英文ですので、英語が苦手な人は、まずは財務省や日銀、前述した大手通信社やFX会社が配信する情報をチェックしましょう。

3.アメリカを中心とする各国の重要経済指標

外為ジャパン提供の経済指標カレンダーを見れば、当月の各国ごとの重要経済指標を一覧で確認することができます。

また、YAHOO!ファイナンスのヘッドラインニュースを確認すれば、一日の為替市場の大まかな流れが把握することができます。

ヘッドラインニュースで各経済指標などをチェックする際は、併せてチャートを見ていくと、ニュースと通貨の変動(為替)の関係を身につけていけますよ。

おわりに

FXに限ったことではありませんが、まずは始めてみることが何よりも重要です。どんなノウハウも、実践によって得られる経験にはかないません!

GMOクリック証券で口座を開設し、まずは1トレード実践してみてください。

たった一度の経験によって、見える世界が大きく変わります。経験者と未経験者では、同様の学習をしても、身につく情報の量も質も圧倒的な差が生まれます。

投資未経験の人はきっと、初トレードは凄く緊張すると思います。私もそうでした。

最初は誰でも初心者ですので絶対に無理はしてはいけません。

取引でわからないことは、必ずカスタマーサポートに確認しましょう。サポートを受けながらトレードをしても全く恥ずかしいことではありません。

それでは、この記事があなたのFXトレードの一助となれれば幸いです。あなたの成功を祈っています。