【FX失敗談まとめ】大損と退場の嵐!コレがFXの実情ですよ

FX投資で失敗した人達

FXを実践して大損した、強制ロスカットでFX市場から退場することになってしまったなど、FXの実情がわかる悲劇の失敗談※を公開します。

これからFXで大儲けをしようと考えていた人、会社を辞めてFXで食っていこうと考えている人は要チェック。

※失敗談は某クラウドソーシングを使い有料で集めたヤラセなしの情報です。

FXの失敗談~全22件~

根拠のないナンピンでFXの全資金が飛んでしまった

  • sugaya(女性/38歳)
  • セントラル短資

相場の格言に「下手なナンピンすかんぴん」というのがありますが、私は先日の人民元引き下げに端を発した急激な円高への流れの中でこれを身をもって経験しました。矯正ロスカットにかかり、50万の資金を全額吹っ飛ばしたのです。

当時トレードしていた通貨はポンド円でした。ポンド円は値動きが激しい通貨ペアで、英国の利上げ期待で激しく上げ下げしていますね。目安にしていたテクニカル指標は1時間足の21EMAでした。この21EMAからの乖離が大きくなったら逆張りでエントリーするといった感じです。かなり大雑把なトレードだったのですが、これで20~50pipsくらいの利益が取れてました。エントリーした後に更にトレンドが加速しても、長くて1週間くらい放っておけば戻ってくるので、ラクして稼げるなーと調子に乗っていた頃でした。

最初は1万通貨でトレードしていたのですが、調子良く稼げていたので、次第に「自分はポンド円の動きに慣れきったのではないか」と思うようになりました。ドルやユーロと違ってポンドはそこまで地政学的リスクとかのファンダメンタルズの要因に影響されないので、ニュースもあまりチェックしてませんでした。ですからまさにほったらかしトレードでした。エントリーしたらとりあえず21EMAのところに指値を入れて放置です。ストップロスは入れませんでした。見込みが外れて逆張りでエントリー後もトレンドが変わらない場合はそのまま放置し、トレンドが変わるまでナンピンして平均値を下げるなんてこともしてました。いずれ戻すんだから大丈夫、と根拠のない自信があったんですね。

そんな時、例の人民元引き下げがありました。ニュースをほとんどチェックしない私の耳にも人民元引き下げのニュースは届き、これから何が起きるのかを想像しました。私はFXを始めて2年くらいなので、リーマンショックや東日本大震災などの乱高下する相場を経験していません。いつか自分もトレーダーとして歴史に残るイベントを経験するんだろうと漠然と思っていましたが、チャイナリスクというものには慣れ過ぎていて、そこまで危機感を持っていませんでした。そこで自分で予測したのが、少し円高方向に走ってすぐまた戻すというシナリオでした。

8月12日から数日間は大きくても2円くらいの値幅で乱高下していたので、私のシナリオどおりかなと安心してました。ところが、8月20日からの数日間で一気に10円の下げをくらいました。2,3円の値幅の感覚でナンピンしていた私の資金は当然10円もの下げに耐えられるわけもなく、そこで吹っ飛びました。後から知ったのですが、人民元引き下げに加えてアメリカの利上げに対する新興国通貨への危機感、全世界的な景気後退感などが一気に表面化し、世界の株価も同時に下げていた時期でした。

今はまた資金を入れなおして、失った50万円を取り返すべく頑張ってます。

今回の失敗の反省点

FXのトレードの教科書にも書かれていることなのですが、ナンピンはよほどの強い根拠が無い限りやってはいけないと思います。トレードにリスクは付き物なので私は今後もナンピンをすると思いますが、単に「過去の値幅感」だけを頼りにしてはいけないと思います。それではナンピンをする為の強い根拠って何かということなのですが、ファンダメンタルズを把握することなのかと思います。この点は2つ目の反省点でもあるのですが、普段は株価が為替に影響を受けるものなのですが、逆に今回は株価の下落が収まらない限り為替の底値も定まらないという見方をされてました。そういった意味で今後は主要マーケットの株価の推移、商品価格の推移などにも注意する必要があるんだと実感しました。

FXの失敗を通して知った「自分と向き合う」事の大切さ

  • toshifu(男性/39歳)
  • GMOクリック証券

私がFXを始めようとしたのは、とある理由により会社を退職したのがきっかけでした。

当時の私は会社勤めにすっかり嫌気がさしており、なんとか自分一人で稼ぐ方法はないかとネットビジネスなどの起業などを模索しておりましたが、どれも現実的とは思えず、やはり投資が一番良いかなと思い、FXトレードを始めた次第です。

それ以前に一時期株式投資をやっていました。株式投資をしていた2005年の日本経済は右肩上がりの絶好調の時期で、ズブの素人の私でもやすやすと勝てていました。しかし2006年のライブドア事件以降、右肩上がりだった日本経済は下落の一途、その後再び回復するも、今度はリーマン・ショックで急下降…そんな動きの中、「損切り」すら理解していなかった私の資産も同じように右肩下がりになっていき、いつしか投資の世界から身を遠ざけていました。

その時痛感した投資の難しさ、その時の悔しさをプラスに活かして、今度こそ投資の世界で一花咲かせてやろう!と、再びトレードの世界に舞い戻ったのです。

FXのために用意した資金は100万円。そして自分の立てた目標が「月20%の利益」、つまり20万円を稼ぐことを目標としていました。…今思うと、素人が何を根拠に20%なんて言ってたんでしょうか?メンタルの意味も知らず、環境認識の重要性もわからず、手法と言えば、本屋で探した「誰でも簡単にFXで稼ぐ方法!」、「月100万円の利益を出す必勝法」なんて初心者が喜んで飛びつくようなタイトルの本をさっと読んで理解した気になっていました。損切りに至ってはそうすべきポイントも解らないまま「下がったら売る!」…一体どこまで下がったら売る気だったのでしょうか?

投資に必要な基本要素「資金」「手法」「心理」がすべて欠けたままトレードの世界に身を投じました。

自信満々で始めたFX、最初の頃は最小ロットで恐々とやっていました。負けてもせいぜい数百円。ただし買ってもやはり数百円。1日のうちに数十回と取引をするスキャルピングをメインにしていました。数日もして慣れ始めると、だんだんとロットを増やしていき、いつしか資金が許す限りの最大ロットで無謀なトレードを繰り返すようになっていました。

うまくエントリーした方向に値動きが合えば会社勤めの1日の報酬を軽く超える利益が出るなど、なんだか自分がとてつもない事をしているなと興奮する一方、マイナスに動いた場合はそれ以上の損失が一瞬ででてしまったりと…完全に金銭感覚が麻痺していたとしか言いようがありません。

とにかく、マイナスになったらすぐ損切りしよう。それだけを心がけていたのですが、ロットが大きくなるにつれこれまでにないスピードで値が動くようになり、段々と精神がついて行かなくなっていきました。

損失は1トレードで最大5000円まで!と決めていたのですが、大きすぎるポジションのせいでちょっとの動きですぐにロスカットになってしまう場面に遭遇してしまうと、さっきまで決めていたルールもどこかに飛んでしまい「ちょっと待てば回復するかも…」と、だんだん損切りするのが苦痛になり、ついにはチャートを見るのも嫌になってパソコンを閉じてふて寝。起きたら一気にプラス方向に動いていて一発逆転!なんて夢をみるものの、現実は無情で損失は拡大の一途、茫然自失としながらポジションを手仕舞う、そしてまたふて寝。そんな日々が続いてしまいました。

結局のところ、自分はトレードのことなんて何一つ知らずに売買をしていたのです。今思うと、愚かというか、よくそんな恐ろしいことが出来るなと自分のことながら呆れてしまいます。でも当時は本気で専業で食っていこうと思ってたんですよ。

資金が半分を切り、そこから更に減り続け、ようやく真面目に勉強を始めるようになりました。細々ではありますが仕事も再開し、安定した収入を得ることによってようやく精神の安定を取り戻すことが出来ました。

しかし、当時の私が恐れていた事、本当にしなければならなかった事は、

「自分と真正面から向き合う」

事だったと思います。トレードで失敗しても誰のせいにも出来ません。すべてのリスクは自分に帰ってくる代わり、トレードの成果はすべて自分の力によるものです。それこそがFXトレードの魅力でしょう。

この失敗談は本当に死にたくなるほど苦しい経験でしたが、今後トレーダーとして、人間として成長していくのに良い経験となったと思います。

私はFXで調子に乗って、大損してしまいました。

  • ミスターH(男性/33歳)
  • 外為ドットコム

私は1年ぐらい前にFXを始めました。将来への不安から資産運用をしようと思ったのですが、お金がありませんでした。そこで、少額の資金から始められて、レバレッジをかけて大きく稼ぐことができるFXを始めてみることにしました。

始める前に、FXの本を読んだり、インターネットで調べたりして色々と勉強しました。そして、ある程度知識がついたなと思ったので、外為ドットコムで口座を開いて、FXを始めました。

取引を始めた時、資金もなく、経験もなかったので、レバレッジを1倍にして、少額で取引をしました。そして、初めての取引の結果は、損でした。FXの本に、「FXでは生き残ることが大事である。」、「損切をして、損を最小限に食い止めよ。」という言葉がありました。

そこで、ストップロスを設定して、取引をしたのですが、ストップロスの水準が高くてストップロスのポイントまで行って、自動で取引が終了しました。ただ、本に書いてあったように、損を少なくして、とにかく生き残って、取引の回数を増やして経験を積むことを考えていたので、引き続き新しい取引を始めました。

今度は、ストップロスの幅を少し広げてみました。その後、勝ったり負けたりを繰り返しながら、取引回数を増やして、FXに慣れてきました。そして、今度はレバレッジを増やしてみました。まずは2倍でやってみました。レバレッジ2倍は低いように思えますがレバレッジを増やした初めての取引は、とても緊張します。

レバレッジ2倍の取引は、見事勝ちました。レバレッジ2倍の取引を勝ったり負けたりを繰り返しながら続けて、資金が増えてきたので、レバレッジを3倍にしました。このようにレバレッジを少しずつ増やしながら、取引を続けていきました。

レバレッジを10倍にした時の取引から悪夢が始まりました。ここで、大きく負けてしまいました。ストップロスを設定していたのですが、レバレッジ10倍の損は予想以上の損で、かなりの損失額でした。今まで稼いだお金の大半を失ったショックで、損を巻き返そうと必死でした。資金が大きく減ってしまったので、レバレッジ10倍はできなかったので、レバレッジを下げて取引をしました。ここで、また負けてしまい、資金がほとんどなくなってしまいました。

追証はなかったものの、投資用の資金をほとんど失い、資金があんまりなかったので、とりあえずFXから離れることにしました。

知識無しにギャンブル感覚でFXを始めた結果

  • ぴょん(男性/40歳)
  • 楽天証券

私は、半年ほど前からFXを利用しています。FXの利用を始めたきっかけは単純で、お金を増やしたいという理由からです。投資目的等と言うよりもギャンブル感覚で始めたとも言えます。

インターネットの記事では、あたかもFXにより簡単にお金を増やすことができている体験談のような記事をよく目にすることがあります。私は、それを見て自分でもできると思い込み、全く知識が無いにも拘らず勉強もせずに手を出してしまいました。

利用したFX会社は楽天証券でした。楽天証券を利用した理由は、妻からの信用を得るためです。妻は元々、投資やギャンブルには一切反対であり、FXをやりたいことを一度相談しましたが、許しを得ることができませんでした。そのようなこともあり、楽天証券は楽天ブランドがあることから、申込みをすれば楽天スーパーポイントを貰えることを理由に、申込みだけは許可がでました。ただし、あくまでも申込みだけであり、利用については許してもらえませんでした。しかし、とりあえず口座開設までは完了しましたので、妻には内緒で自分の小遣いの範疇でFXの利用を始めてみました。

初めは10万円を入金して、知識が無いながらもチャートの傾向を見ながら、なんとなくの予想が見事に当たり、始めた数日は1日1万円程度の儲けを出すことができました。これがビギナーズラックだったのだと思います。そして、これは簡単だと錯覚し、一気に貯めてた小遣いの全額である20万円を追加して、合計30万円の投資額となりました。

そして、それまでうまく増やせてきたことを良いことに、欲が大きくなり、レバレッジも大きくかけて、ある程度の額に達するまでは買戻、売戻はしないようになり、さらに損切りもそのうち戻るだろうという考えからしないようになってしまいました。

すると、全く儲けを出すことができなく、立て続けにマイナス収支となり、あっという間に資金の底をついてしまいました。全く知識無しに始めるとこうなってしまうという恐ろしさを知りました。

現在は勉強をしながら小額資金で改めて仕切りなおしをしています。今度は、勢いの運用ではなくコツコツとやっていきたいと思っております。

お小遣い稼ぎができるという誘惑にやられた結果

  • ともじろう(男性/33歳)
  • 楽天証券

ポジションはドル/円、ユーロ/ドルのみ。実はデモトレードでちまちまとやってちまちまと利益が出ていたので、これだったら少しくらい稼げるという思いで始めました。口座は楽天銀行の口座があったため、すぐに楽天証券の口座を開設することができ簡単な質問を答えるだけですぐに取引ができました。それが悪夢の始まりでした。

というのが、実際にトレードを始めてみるとなるとどんどん含み損が膨らむという焦燥感が出てきてすぐに損切りしてしまったからです。デモの時は、やはり実際のお金でやっていなかったためか余裕があったのでしょう。実際のお金でやると含み損が膨らむことが怖くなって損切りしてしまい、その結果しばらくするともしそのポジションを持ち続けていれば、利益が出ていたという値までいってしまう。そこで、腹が立ち少しでも損失を埋めようとレバレッジを高くしたり、保有ポジションを多く持ったりしてしまいました。もともと負けず嫌いの性格もあり熱くなってしまい損失が膨らむと自己嫌悪に陥ります。

結果FXデビューした初日に2万負けて、苛立ちが収まらずに泣き崩れました。そこでやめれればよかったのですが、しばらくして相場を見るとこの流れは絶対に勝てると根拠のない確信が出て再度取引してしまいました。その日は、今までのデイトレードのスタイルではなくスイングトレードの形をとって利益を確保したらすぐに決済しようと考えていました。しかし、どんどん含み損が膨らみしまいには、値動きが気になって眠れなくなったり仕事に支障が出たり食欲がなくなったりと生活そのものまでがおかしくなりました。結果含み損6万円でてしまったことで決済。

今度こそやめるぞと決意して半年ほどしてまたもやってしまいました。そう、その日は誕生日だったのでちょっとだけという気持ちでやってしまったのです。しかも保有ポジションを多くして。しかもその日はギリシャショックで値動きが大きく動き、私が入れたポジションはどんどん含み損を出して結果4万円の損失を出してしまいました。

今はもう絶対にやるまいと、FX口座に入金はせず別の銀行口座に分けていますが今でもこの相場の流れなら利益は出せる。今やれば少しは勝てるとなぜか根拠もない自信からFX取引をやりたくなってしまいます。もはやこれは、立派なギャンブル依存症になってしまったのでは?と不安になっています。

FXを初めて失った12万は取り返したいのですが、もう取り返せないことで自信喪失し今でも精神的に不安定な日々を送っています。

損切が生き残るコツ

  • トム(男性/30歳)
  • GMOクリック証券

FXでの大きな失敗をしたのはリーマンショックの時です。リーマンショックでは大きく円高に動きました。その大きな値動きは2回ありました。最初の円高への値動きで100円ぐらいになりました。

そこで、私はこれ以上は円高にならないだろうと考え、ドル円を買いました。予想どおり値が円安に動き始め、利益も出てました。資金が倍になりかなりウキウキしていました。有頂天になり「このまま爆益かー!」と毎日ご機嫌だったと思います。このまま行くだろうと思っていましたが、少しずつまた円高になってきました。この時もまだ大丈夫だろうと考えて放置していました。それ以降も少しずつ円高に動き始めました。そうこうしている内に買った値段まで戻ってしまいました。

そこで手じまいしていれば良かったのですが、まだ楽観的に円安に行くだろうと考えていました。利益が出ていたものがプラスマイナス0になり、今度は損失に転じてしまいました。そこでもまだ手じまいできずでした。戻るだろうというよりは、損失が認められなかったのかもしれません。自分が損しているという現実が受け入れられず、直視しないようにしていました。それからは眠れない日々が続きました。当時は1時間寝ると不安で起きるという状態でした。真夜中に起きては値段をチェックして、また寝て、起きてチェックしてという感じです。いつか戻るだろういつか戻るだろうと思って、日々の値動きに一喜一憂でした。戻ると考えていた根拠も特に確証のないものです。過去のチャートを見て一番の安値がここだからこれ以下にはならない程度の考えです。一日中値段のことしか考えられず、精神的にも辛くなってきてしまいました。

軍資金は80万円でしたが、最終的に20万円になってしまいました。4年間働いて貯めた貯金が数日でほぼ無くなってしまいました。これまで働いた期間が無になってしまった感じでした。軍資金はほぼ無くなりましたが、借金にならなかっただけマシかなと今では考えています。

両建ては損失を固定できるが解除は難しい

  • ターシー(男性/30歳)
  • DMMFX

まだ円高だった頃、私は円ユーロで取引きをしていました。当時はいわゆる円高になったら買い建てを繰り返すナンピンを繰り返していました。初めは少しずつの反発で利益を上げていましたが、当時のトレンドはギリシャ危機に端を発した円高ユーロ安であり、その流れは止まる様子はなく、一方的な流れでした。

そして資金が次第に足りなくなり、買い建てができなくなりそうになりました。ここで損失を抑えるため、売り建てを行いました。つまり両建てです。幸いクリック365系は両建ての際、証拠金は多い方のみでよいので、買い建て枚数と同じだけ売り建てしてしても追加の証拠金は発声せず、損失を固定できます。私はこの両建てを行ったおかげで、トレンドが反転するまで損失を固定することに成功し、後の日本銀行による大規模な量的緩和政策によるトレンドの反転、及び一年に及ぶ円安トレンドで大きな利益をあげることができました。この時は両建て枚数がまだ少なかったことや一方的な円安で調整局面がほとんどなかったことなどして、両建て解除に損失を被ることはあまりありませんでしたが、これが次のギリシャのデフォルト危機になると失敗します。

また再び円高ユーロ安になるのですが、多くの枚数を短い間隔で売り建てし、解除価格を明確にしておかなかったため、トレンドが不透明なレンジ相場に入ると、また下がるんじゃないかと解除を指定せずに様子を見ました。その結果、ギリシャ問題も解決へ向けて話し合いが進み、じわりじわりとユーロ高になりました。その後は完全に両建て解除のタイミングを失い、仕方なく損失を確定することになるのですが、その後また中国の経済失速の懸念からユーロ安に戻ってきました。損失額は全体の16%程度ですみましたが、戦略としては失敗でした。

両建てはFX会社によっては禁止されているように、あまり良い手法ではないのです。片張りによる急激な損失拡大を緩和する効果はありますが、完全に損失を食い止める方法ではなく、やはり早い段階で損切りをして一度市場から離れた方が良いと思います。

スキャルピング×ボリンジャーバンドで大損

  • たろう(男性/33歳)
  • GMOクリック証券

現在はデイトレードにてFXをしているので、スキャルピングは前の事ですが、現在やめたのにはある大損した経験があります。

ボリンジャーバンドや平均足などを使い1日に平均1%の資金の増額を目指して頑張っていました。複利で取引していけば、1年後にはものすごい額になるはずでした。そもそもボリンジャーバンドに惹かれた理由は、上下対象の線がわかりやすく簡単だと思っていました。しかも、ある参考書によるとバンド内に収まる確率は90%前後あるらしく、ボリンジャーバンドの上側または下側の線を越えていく強いトレンドは珍しいらしいので正直1日平均1%くらい余裕だと思っていました。

初めは上の線に近くなれば下り。下の線に近くなれば上がり。そんな感じで、少しずつ増えていました。スキャルピングなので、1分足、10分足、30分足、1時間足のチャートが主に参考にしていたチャートです。1分足はバンドから外に飛び出す事は意外と多かったですが、10分足になればほとんど出る事はなかったので、大きく資金が増える事はないですが一応増えてました。

1週間ほど調子が良く当初の10%は資金が増えた頃、いつものようにトレードをしていました。少し冷静ではなかったのか、GBP/JPYの通貨で売り注文をして、テレビを見てしまいました。本当に今思えばなぜ目を離したのか後悔しますが、次チャートを見た時には資金が30%も減ってしまい大損しました。そんなに長く目を離したつもりはなかったのですが運が悪かったです。いや、集中力がなかったのが敗因です。

今では、ボリンジャーバンドに頼りすぎず一つの参考ツールとして活用していますが、当時は痛い目にあいました。スキャルピングも、少し勝つには十分ですがそれはかなりの金額が取引できる方で数十万程度でやるトレード方法ではないなと思いました。

スキャルピングはずっとモニターの前にいないといけませんし、負けた時取り返すのに時間がかかるという事で今はやめました。

現在では、指数平滑移動平均を一番参考にデイトレードで取引しています。こちらの方が利益がでて、時間も朝に10分ほどで良いので楽です。この方法で年間資金が1.5倍から2倍になってます。7年連続です。

ただ、このようなお金はどこかに消えるもので小金持ち程度ですが…。本当に増やしたいなら自分にあった方法を本気で勉強すること、そうすれば必ず増えます。

思い込みの激しい私のFX失敗談

  • シルバー(男性/37歳)
  • DMMFX

FXの投資歴は7年ほどです。最近はなんとか、プラマイゼロになりつつありますが、それまでは紆余曲折がありました。私が過去に失敗したやり方のいくつかを紹介します。

それは、あまりにもレベルが低く、参考にもならないかもしれませんが、こんなに知能が低くてもFXが出来るという、気持ちになるはずです。

まずは、今から8年ほど前は北朝鮮が頻繁にミサイル発射をしていました。それをニュースで見た私は、こんなに国の上をミサイルが通過する、なんて危険な場所なんだ日本は!と思い、円が売られると思い込みほぼ全財産をつぎ込み見事に大損をしました。

その時は、値が逆に動きナンピンも何度もしました。その時の心境は、オカシイ絶対にオカシイ、絶対に円高に動くはずなのに、と宗教のように思い込んでいたのです。これはとても危険な考えだと、今は理解できますが、当事は盲目的に考えていました。

そして損切を早くしていれば、そこまで大損しないで済んだのに、自分の負けを認める事ができなかったのです。

この事を切っ掛けに、FXでの思い込みがどれだけ危険か、嫌というほど学びました。

そして次に嵌ったのがスキャルピングです。

これは大きく分けて二つの方法があります。流れに乗って建てるのと、そろそろ逆に動くと予想して反対に建てるものです。

見ているチャートの時間軸により、結果的にどちらも同じになる場合もあるのですが、素早く建てて決済・損切をするという点は共通しています。これはシューティングゲームのような感覚なので、本当に嵌りました。

ゲームに多少自信があったので、それが余計に災いしました。

何時間も何時間も画面の前でやり続け、結果的には負けるという事を何日も何日も繰り返しました。

本人としては、やり続ける事でコツを掴み、素晴らしい手法や聖杯のようなものを見つけると思い込んでいました。

これだけ必死なのだから、きっと何かを発見するだろうと。でもそれは、水の泡と消えました。

もちろんスキャルピングを否定している訳ではありません。それで儲けている人もいるでしょう。私の場合は、資金がなくなりやりたくても出来なくなったのです。

FXは上手くいけば爆発的にお金を増やせます。その為には、しっかりとした手法が完成するまでは、小額で勉強しながらトレードする事をお勧めします。

FXで退場した理由!体験談をシェアします

  • まっつん(男性/31歳)
  • 外為ドットコム

私はFXをしている30代のサラリーマンです。FXは始めて2年ほどです。

今は諸事情により休んでいます。

私は過去にFXで2回、市場から退場しました。

あなたがこの記事を読んでいるということはFXをしていると思います。

そこで、あなたが私と同じ失敗を繰り返してFXから退場しないように、私がFXから退場することになった体験をシェアしようと思います。

私がFXを始めた理由は、FXならサラリーマンでも空いた時間にできること、少額の資金で始められること、一獲千金を狙えることです。

実際に、私は安月給で貯金もあなまりなかったので、できる投資といったら、FXしかありませんでした。

そこで、FXの本や雑誌を読んで勉強し、FX業者で口座を開いてFXを始めました。

最初の取引はドル円で、レバレッジ1倍の最小単位で取引しました。

お金が無い私は損をしたくなかったので、損切りポイントを狭く設定しました。そうしたら、すぐに損切りポイントに達して取引終了となりました。

このように、最初の頃は損切りポイント狭く設定して、すぐに損切りポイント達して負けるというのが多かったです。

いくら損失が限定されるといっても、負けてばかりでは、ちりも積もれば結構な損となります。

そこで、私は損切りポイントを広くしたら勝てるようになりました。

こうして、少しずつ取引に慣れていき、レバレッジを2倍、3倍へと増やしていき、損切を甘くしていきました。

ある時、相場が逆に動いて損切りポイントに達したのですが、損切を甘くし過ぎたため、かなりの損を出しました。私はここで、いったん市場から退場しました。

数ヶ月して、大きく損をした時のショックから立ち直り、貯金も貯まっていたので、再びFXに挑戦することにしました。

今度は前回の轍を踏まないよう、損切に気を付けました。

しかし、勝って資金が多くなると、人間、油断が出てしまうようです。

今回は損切は適度に取っていたのですが、レバレッジを高くし過ぎてしまいました。

勝っていたことで気が大きくなり、レバレッジをどんどん大きくしていき、高レバレッジで取引することに慣れていったのです。

ここでまた、相場が大きく反対の方へ動きました。

損切を設定していると安心していたのですが、レバレッジを高くし過ぎていたため、損切りポイントになる前に、追証が出て、市場から退場することになりました。

損切とレバレッジには常に気を配って、負けても起死回生できるようにいしていきましょう。

振り回される無知な自分が行きついた強制ロスカット。

  • 重蔵(男性/35歳)
  • ヒロセ通商

まだ、FXを始めたばかりのころ、FXで稼げるという情報ばかりを信じて何も考えずにスタートしました。口座を作り持つ資金を入金し、とりあえず取引を始めてみました。

最初は本屋に行ってFXに関する本を何冊か立ち読みしました。その中から、わかりやすいなぁと思うものを2,3冊購入し数回読みました。そして、なんとなく理解したところで実際の取引開始です。とりあえず、本に書いてあったように、ゴールデンクロスデッドクロスを意識しました。よし!ここだ!と思うところでエントリー。どんどん利益が出て、『なんだ、簡単に稼げるってホントだな』と思いました。今考えるとたまたまトレンドの出るところで乗れただけだったと思います。

やがて、損失がでるのは時間の問題で、すぐにマイナスポジションになりました。どうしたらいいかわからず、とりあえず持ち続けました。相場は9割戻ってくるという情報を聞いていたからです。しかし、それはどんどん大きくなり、気づけば十数万円の含み損になっていました。

そこで、新たな情報を摸索しました。すると、『損切りの重要性』がわかりました。なるほど、これ以上大きくなる前に損切りをした方が、結果的に資金を守れるのか…。と、その含み損十数万円を決済。よし、これを取り返すぞと意気込みました。

すると、今度は相場が反転。損切りをした途端に、持っていればプラスになっていたところまで相場が動いていったのです。それでまた、なぜそんなことが起きるのか、新たな情報を求めました。すると『損切りをしなければならないという人がいるが、それは、損切りをして損を確定させたい証券会社の差し金だ』という情報を発見しました。

それで、そのころに出会った取引会社であるm2jの口座へ、残った50万円くらいを移し、トラリピを始めました。すると、なんとなくうまくいったわけです。今の動きのあたりにトラップを仕掛けて、下がれば買い、上がれば自動で決済を繰り返す。そんな仕組みでうまく利益が上がり始めました。資金管理はしていませんでしたが。

そして、ご想像の通り、崩壊はひっそりと近づいてきていたのです。気づいたら、マイナスのポジションが大量に約定していたのです。もちろん、損切りは証券会社の差し金と思っていますからしません。そして相場はどんどん下がっていく。ユーロ円でした。

そして、資金管理をしていなかった口座は、証拠金割合が100を切り、そして、残念ながら、強制ロスカットとなりました。 おそらくたくさんの人が経験していることだろうと思います。そこでやめていたら、きっと今頃FXはこわいと人に言ってしまっていたことでしょう。運のいいことに、そのタイミングで相場の本質を理解するための教えに出会うことが出来ましたが。

そんなわけで、資金管理とメンタルが、資金を失う結果につながった事例を私の失敗談として告白させていただきました。

安易なスワップポイント狙いは危険

  • dice(男性/40歳)
  • DMMFX

FXによる稼ぎ方の一つにスワップポイントがあります。 高金利通貨を保有しているだけで、一定の差額が自動的にもらえるシステムで、オーストラリアドルなどが人気ですね。為替差損益に比べれば金額は少ないですが、それでも銀行の利子などとは比べものにならないほどもらうことができ、しかもただ保有していればいいだけなので、手間もかかりません。

自分がFXを始めた当初、まだテクニカル分析もろくにできなかった時、まず最初にこのシステムを利用して稼ごうと考えました。時間がものを言うシステムですので、とりあえず最初に買っておこうと思ったのです。

自分が選んだのはニュージーランドドルでした。選んだ理由は単純です。スワップポイントが高かったからです。そしてこの安易な考えにより、大きな後悔することになります。

長期のチャートをみればわかったことなのですが、当時のニュージーランドドルはかなり価値が高くなっており、価格は頂点にあるような状態でした。当然、待っていたのは価格の下落でした。ろくに考えもせずに買った次の日、待っていたのは80pips以上のマイナスでした。スワップポイントなどお話にならないほどのマイナスです。 ただその日は、たまたま悪いタイミングで買ってしまったぐらいにしか考えませんでした。スワップ運用をしていればこんな時もあるだろう、と。

しかし日に日にマイナスは膨らみ、数万円単位に達するのもすぐでした。スワップ目当てなので、当然損切りなど入れていません。そもそも当時は安易な相場観からもわかるように未熟で、きちんとした損切りもできていませんでした。そんな自分にトドメを差したのが、ニュージーランド政府の発表した政策金利の利下げでした。相場は大きく動き、自分のマイナスは10万円を超えました。それを見た当時、思考が停止してしまったのを覚えています。

自分はスワップポイントについて、割の良い銀行預金ぐらいに考えていました。FXの専門書に書いてあった、「通貨は株式と違い、価値がゼロになることはほぼない」という言葉を安易に受け止め、どれだけ価値が下がったところで、いつかは戻すという幻想を抱いてしまったのです。

もちろん豊富な資金力があれば、それでも通用するのでしょうが、平凡な一個人の自分には到底無理な話です。結果として、1万円ほどのスワップポイントと、その代償として20万円の損失が残りました。

現在のFXでは、スワップで稼ぐのは難しくなっています。高金利通貨の国が利下げムードにあり、また世界経済的にも円売りのキャリートレードが難しい状況になっています。もし自分のように、貯金を銀行に眠らせておくぐらいならスワップで稼ごう、と考えている方がいるのでしたら、少なくとも今はその時期ではないと断言したいです。

追証通知は絶対にダメ!

  • みるく(女性/28歳)
  • YJFX

お恥ずかしいですが、1日で100万円を一気に無くしたことが2度あります。合計200万円の損失です。

ビギナーズラックというのでしょうか。初めの頃はすごく上手く行っていて、含み損を出しても2週間ぐらい経てば、回復もしていました。大損を出す前は、1ヶ月で60万円ほどの利益を出したこともあります。

しかし1ヶ月や1年と言った限られた期間で利益を出していても、含み損があれば、後々自分の首を絞めることになるんですよね。だから結局、含み損が膨らんで、追証が全財産を上回るほどに大きくなってしまって…損切りをせざるを得なくなりました。

失敗を経験して学んだことは、「お金をつぎ込みすぎな」ことです。私は10万単位を上限にして取引をしています。昔は20~30万単位で取引をしていて、持っているお金を現金として保有しておくのが勿体無いとさえ思っていました。だけどFXはあくまで信用取引だということを忘れてはいけませんね。証券会社からお金を借りて取引をしているのだということを。

先ほど10万単位で取引をしていると言いましたが、証券会社にはそれ以上のお金を入金しています。円ドルの通貨であれば10万単位の取引は50万円ほどの入金額ですみます。しかし実際は100万円ほどを入金していて、利益が出ても出金せずにそののまま証券会社に入金しています。これくらいの余裕がないと長期的な取引ができません。資金面でも、精神的にも。

失敗を機に心がけていることですが、私は1年くらいの収入がゼロでも生活できるくらいのお金を現金として銀行に預けています。そしてこのお金はFXには使いません、たとえ追証通知がきても。というかそもそも追証通知がこないようにしています。これが一番大事ですよね。追証が来るとそれだけで精神がやられます。含み損が出ても「まぁ良いか」と思えるくらいの余裕を長期的に持ちつづけることを心がけています。

現在は1日の利益は2~3千円と少額ではありますが取引をしています。そのおかげで昔に比べて性格も丸くなったと周りに言われるようになりました。

勉強不足で大損の連発

  • らいおんくん(女性/38歳)
  • セントラル短資

なんとなく昔から興味がありFXを始めました。申し込んだ後からいろいろ勉強をしたのですがいまいち理解できず、小額でしたが何となくでまず最初にビギナー向けのアメリカドルから取引を始めました。しかし、大損することはないもののほとんど儲けにはなりませんでした。

その当時値段の動きが激しかったオーストラリアドルに目がとまり、思わず購入しました。しかし、購入後に急下落。購入後にかなりの高値で購入していたことを知りました。ロストカットのピンチが何度も訪れ、それだけは避けたいので数万円追加入金しました。ここでしばらく粘れば良いものの今度はニュージーランドドルが気になり購入。しかし、資金額と購入額のバランスが悪いためか、ここでも強制ロスカットの危機に何度も陥りました。

毎日値動きを見ていると、だんだんポンド通貨が気になるようになりました。ポンドは値動きが激しいので初心者には向かない通貨ということは知っていましたが、もう初心者ではないという根拠のない自信から思わずポンドを購入。ポンドはそれなりに儲けも出ましたが、追加入金しなければならないほどの下落も度重なり、数ヵ月後に購入をやめてしまいました。

その後、気になっていたニュージーランドドルとアメリカドルを購入しました。値動きがポンドより激しく急下落や急上昇が激しい通貨です。さらに、ニュージーランドドルとアメリカドルの組み合わせは、情報量がかなり乏しく未来チャートもあまりあてにはなりません。また、他の予測サイトでも情報があまり掲載されていないことが多くかなり難しい通貨だと感じました。今でも所有はしていますが10円でも儲けが出た時点で処分しようと思っています。

サイトの使い方もFXのシステムもよくわからず始めてしまったので、初めて一年くらいですがほとんど儲けは出ていません。今は、少しずつ勉強をしておりニュージーランドドルが売れた後はまたアメリカドルからコツコツと小額から始め、もっと世界経済にも目を向けるつもりです。

発注ミス

  • freeFX(男性/35歳)
  • マネーパートナーズ

FXを初めて5年ほど経ちます。目的としては、「銀行の金利よりかはマシなくらいの利益」を目指して、日々、取引しています。なので、基本的には、高金利の通貨のクロス円(オーストラリアドルやニュージーランドドル)で、スワップ・ポイント目的のポジションどりを行う毎日。当然、リスクは避けたいので、取引単位も最低の10000通貨単位です。

その当時行っていたのは、買い注文を入れてから500円の利益が出たら決済する。マイナスになると放置し、日々、加算されるスワップ・ポイントを眺めながら、500円の利益になるまで決済しないようにしていました。もちろん、口座に入金している額は、その通貨が例え1円になっても耐えられるほどありました。

ある日、いつものように買い注文が約定し、しばらくして値段を確認すると、買値より5銭ほど下がっていました。500円ほどの損益だと思い、特に気にしていなかったのですが、口座を確認すると、なぜかマイナス50000と表示されていました。どう考えてもおかしいと思い、よくよく約定したポジションを確認してみると、枚数が1ではなく100になっていました。そこで、ようやく思い出しました。

その前日、出張で長時間夜行バスに乗る機会があり、その時に暇だったので、FXのアプリをいろいろ触っていました。普段、アプリの開発を行っていることもあり、暇つぶしに、入力画面のテストのようなことをやっていました。その時に、使っている業者が一度の注文では100万通貨しか受け付けないとあったので、「101」とか入力してみて、エラーになるか試していたのです。で、「100」で入力できることを確認し、問題なしと意味のない満足感に浸って、その作業を終え、アプリを終了しました。そう、その状態をアプリが記憶されていたため、次の日の取引で100万通貨で注文を出してしまったのです。結局、そのポジションは、すぐに決済。マイナス8万くらいの損失になりました。ここ数年の中で、唯一の損切りでした。その後は、注文する際は、よく確認してから発注するようにしています。

突然の動きに対応できなかった

  • ふりかけ(男性/33歳)
  • DMMFX

FX取引を続けて10年ほどになります。現在ではコンスタントに利益を上げていき確実に資産を積み上げてきていますが、過去にはロスカットされるなどの自分のなかで大事件は何度かありました。その中でも印象的なことにスイスフラン通貨があげられます。

一時期極端な円高発生していた時にFXや為替の動向を見ていたかたなら知っていると思いますが、フランも極端なフラン高の動きがありました。円に対しての通貨はドルもユーロも豪ドルも下落していた時代にフランだけは円と対等、時には円以上に上がっていた時期があります。フラン高が進行するとスイス国が貿易赤字を警戒する動きをとっていたところです。こういった時は大きな動きが見られますので利益を上げるにはもってこいの相場になると思ってフランの取引を中心に行っていました。

あるときはスイス政府がフラン売の為替介入などをおこなって対応していましたが一時的にはフラン安の動きを見せるもドルやユーロはそれ以上に下落していきこれはフランの通貨の強さを表していると思わざるを得ない場面が多々見られました。私自身はこの通貨の動きをみて少額の利益をあげていました。そして少しづつ積み上げてきた利益を大きく増やそうとした時スイス政府がユーロとのペッグ制を取ると発表しました。これはユーロとの価格差があまりにも大きくなってしまった場合は政府が無制限に介入して対応するということで、あまり例をみないことだったので市場での反応がものすごかったことがあります。

この当時私は深夜だったこともあり寝る準備をして明日に備えるところでしたが一気に10円近くの動きがあったので全く対応できませんでした。当時私はフランの買いで入っていたのであっという間にロスカットをされてしまい市場から退場をさせられることとなりました。正直この日は眠れなかったのを今でもよく覚えています。

実際このあとはしばらく怖くてFXでの取引ができませんでしたが、これはかなり珍しい事象であり、もう一度参加し現在利益をあげています。これがあったから今ではしっかりリスク管理をして取引出来ていると自負しています。

利益より損切り幅が大きくて資産を割り込んでしまいました。

  • りりママ(女性/45歳)
  • みんなのFX

私は基本、ブレイクアウトで取引しています。ブレイクした方にポジションを持つ手法になりますが、勝率は6・4でしょうか。特に失敗してしまうのが日足や4時間足の25日移動平均線やボリンジャーバンドのミドルバンドが平行の時です。長い時間足にトレンドが出ていない時はよく失敗しています。というよりはギャンブルに近い状態になっています。

私はこのような失敗を何回も繰り返していて、1時間足や30分足のブレイクの勢いが強い時は日足や4時間足にトレンドが出ていなくてもこのままブレイクするんじゃないかと勝手に解釈してしまいます。

よくトレーダーは自分に都合のいい理由をつけて損ぎりをしなかったり、間違った判断を正当化してしまうクセがあるようです。まさしくこのような感じで、思い込みで失敗しています。私はわりとFX歴は長いのですが、まだこのクセは克服できていません。

それから次によく失敗する例は利益幅よりも損切り幅の方が大きくて資産を割り込みFXから徹底していました。デイトレは利益幅が小さくなり、どうしても損切り幅と同じぐらいになってしまいがちですが、これをずっと続けていると資産を増やすことは難しいと感じました。

利益幅と損切り幅が同じだと1回の損切りで利益は飛んでしまうし、2~3回損切りが続くとすぐに資産を割り込んでしまい、このまま続けていてもどんどん資産が減っていくのが分かるので口座から残高を引き出して一時撤退を繰り返していました。

やっぱりいくら手法がよくても利益と損切り幅をコントロールできなければいずれ失敗に終わってしまうと思います。利益が出ているとすぐに確定したい気持ちになりますし、もし粘って利益が減ってしまったら、またマイナスになってしまったらという考えが邪魔をして失敗することもあります。

それから根拠がないのにエントリーした時は90%の確率で失敗トレードになっています。利食いや損切りも同じようなことが言え、何となく決済してしまった時は結局、失敗トレードになっています。

【FX】慣れない投資法で大失敗

  • ゆうか@(女性/27歳)
  • GMOクリック証券

私がFXで失敗した理由は、「トレードが立て続けに成功して調子に乗ったこと」と、「慣れない投資法に手を出したこと」が原因です。

投資には儲けやすい時期とそうでない時期があります。FX経験者の失敗談を聞いていると、私と同じ失敗をした人は少なくないようです。儲けやすい時期にたまたま儲けた結果、調子に乗ってしまい、儲かりにくい時期にFXに再度手を出して失敗してしまうのです。私も他の人たちも、引き際を見極められなかったことが敗因ですね。

私がFXを始めたのは、ちょうどアベノミクスという言葉が出始めた頃でした。その頃の状況は、円高から一気に円安に進んでいる状態で、周囲でもFXをやり始める人が多かった時期です。あの時は、どんどん円安に進んでいたこともあり、外貨を買っておけば簡単に勝てる状態でした。実際に、当時素人だった私も、小額取引でしたが1ヶ月で10万円儲けました。簡単に儲けられる状況が長続きしていたため、私は調子に乗ってしまいました。そして、自分にはFXの才能があると、馬鹿な勘違いをしてしまいました。今思えば、ある程度稼いだら手を引くのがベストだったのでしょう。そして玄人気分になった私は、単純な売買でなく、経済指標や様々なチャートを駆使した複雑な方法でトレードしてみたいと思ってしまったのです。素人が経験も無しにそのようなことをすれば、失敗する可能性が高いですよね。

そして「逆張り」という手法を試した結果、失敗しました。逆張りとは、その時期のトレンドとは逆の売買をする投資法です。具体的に言うと、円を売るのがトレンドの時期に、逆に円を買う。もしくは、円を買うべき時期に円を売るということです。私が逆張りをした時は3月だったのですが、3月は決算などがあるため、円を買い戻す業者が多いという噂を聞き、私は円を買いました。言うまでもないことですが、その時のトレンドは円売りでした。チャートなども参考にしていたので大丈夫だろうと思ったのですが、結果は失敗におわりました。一概には言えませんが、やはりトレンドである売買をした方が安全かもしれませんね。

強制決済

  • h(男性/31歳)
  • 外為オンライン

ドル円ロングのポジションが強制決済されて、元手の9割くらいがとんでしまった失敗談です。FX取引の魅力はレバレッジをかけて取引できるところにあると思います。証拠金を預けることで、元手の数十倍の金額の取引を行うことができます。いまはレバレッジの規制が昔よりも厳しくなっていますが、それでも、個人で25倍くらいはきかせることができます。

しかし、上級者でなければ大きくレバレッジをかけることはおすすめできません。自分の張っているほうと逆の方向に相場が大きく変動した場合25倍を超えてしまうとポジションを強制決済されて損失が確定されてしまうのです。

かくいう私ですが、今年は20倍くらいのレバレッジをかけて取引をしていました。そのころしばらくの間、ドル円は変動幅が小さかったので、油断していたというのもあります。そこへ、中国経済の悪化懸念などから、ドル円が数分間の間に二円以上動くという出来事がありました。その状況をリアルタイムでは見ていなかったのですが、30分後ぐらいに知りました。夜だったと思うのですが、スマホでFX会社のアプリを開くと、ポジションすべてが強制決済されていました。その短時間にレバレッジが25倍を超えてしまったことは明らかです。

ただ、私が利用しているFX会社では、証拠金の判定は朝の6時から7時くらいに行われるはずであり、それまでに追加の証拠金を預け入れれば強制決済を回避できるはずなのです。でも、このときは早々に強制決済されていました。このときはかなりショックを受けました。2015年8月の出来事です。このことから、レバレッジをかけるとしても小さくしよう、と思ったことはいうまでもありませんが、資金を一つのFX会社に集中させず、複数のFX会社に分散させようと思いました。

為替の取引は、株の取引と違い、インサイダー取引がないため、フェアな市場といわれていますが、証券会社を通して行う株取引は市場取引であるのに対して、FX会社を通して行われる取引は相対取引(契約内容やその実行が取引の当事者に任されている取引)であるということを忘れてはならないと感じました。

FX初心者の私の失敗体験談

  • ゆうや(男性/34歳)
  • マネーパートナーズ

最近FXがとても流行っていますよね。私も流行に乗ってFXを始めてみました。初めはルールをちゃんと理解していなかったので、今考えると、とんでもない間違いをしていたことに気が付きました。少し慣れてしまえば、絶対に間違えないようなことですが、初心者の私にはさっぱりわかっていませんでした。

●売りと買いを間違える

FXには売りと買いという概念があります。私はこれを全く理解していませんでした。似たようなボタンが並んでいるけど、どっちも似たようなものかなと思って、軽い気持ちで「売り」を選んでしまいました。

そのあとにチャートが上昇して、これで結構もうかって、FXって簡単なものだなと思っていました。私の建玉を見てみると、赤い字でマイナスになっているのです。これは一体どうしたものかと思っていたら、「売り」の場合、チャートが上昇すると損害になってしまうのです。

売りのポジションで入った時には、チャートが下がって喜ばなければいけません。現物がないのに売れるという変わった概念を、私は全く理解をしていませんでした。今考えるとお恥ずかしい限りです。

●移動平均線の使い方を間違える

その他にも私は移動平均線というテクニカル指標を使っています。最もポピュラーなもので、5日とか10日分の平均値を示してくれるものです。一般的な読み方としては、移動平均線の上にチャートがある場合には、買いが強まっているので、そのあと売りに転じる可能性が高いです。

逆に移動平均線の下にいる場合には、これからチャートが上昇する可能性が高いので、安く買っておいて、上昇するまで待たなければいけません。私はこれを勘違いしていて、移動平均線のかなり上側で買いを入れてしまいました。その結果、案の定チャートは暴落して、あっという間に損害を出してしまいました。

このような恥ずかしい基本的な間違いをしていましたが、今でも読みきれないところがあります。とても奥が深いので、これからも失敗しながら楽しんでいこうと思っています。

一瞬で80万円ものマイナスを抱えてしまった後悔

  • ゆうぽん(男性/46歳)
  • みんなのFX

FXの失敗として挙げられるのが損失を膨らませすぎてしまったことが大半ですが、私の場合も一瞬の間に80万円もの損失を出してしまいました。FX取引を始めて半年くらいのことです。

それまで大きな負けもなくコツコツと利益を重ねながら半年間の間で30万円稼ぐことができました。取引手法はスキャルピングやデイトレードといった短期取引をメインとしていますが、マイナスになっても損切りすることなくプラスになるまで粘って決済させるようにしていましたからそれまで負けはなかったのです。

無敗の快進撃に自分でも高を括っていたのか、FXについて自信過剰になっていました。もう少しポジション数を増やしてみようかとか月100万収入が出たら専業になろうとか夢は膨らみます。そんな時にこの時主に取引していたスイスフランと円とのペアのポジションを持ちました。その時の為替レートが97円を切っていたので絶好の買い場だと思い15ポジションで買い約定しました。すこし上昇しかかっていてプラスにはなっていましたが、まだ利が伸びるだろうと放置していたのです。

ところが信じられないことにそこから一瞬にして90円付近まで暴落してしまいました。時間にしてほんの一瞬のことです。私の口座は一瞬にしてロスカット、約80万円のお金が消えてしまいました。FXを始めてからコツコツ溜めた30万円が消し飛び50万円のマイナスを一瞬にしてかかえてしまったのです。

このスイスフランの大暴落はスイス中銀がスイス高を懸念し無制限介入を行うと発表したものですが、そんなことでこれだけ大きく動いてしまうのを見て為替の恐ろしさを初めて痛感しました。スイスフランは通貨流通量が他の主要国に比べて少ないということも大変動の要因となったのですが、以来この通貨を触ることはなくなりました。

現在は比較的安全なドル中心の取引になり、このスイスフランの大暴落時に生じたマイナス80万円もめでたく完済しました。あの大暴落の恐怖を味わって以降、損切りも徹底し、利確もすばやく行うようになったのが良かったのだと思います。

FX取引に関する失敗談

  • デコポン(男性/30歳)
  • 外為どっとコム

FXはハイリスクハイリターンな金融商品である、というのはよく見聞きします。金融商品に投資し、リスクを負う事は当然と言えば当然ですが、とりわけFXは多くの金融商品と比較してもハイリスクハイリターンということである、というのが私なりの解釈です。

私には失敗談はいくつもあります。というよりそこから何を学び、成功に繋げるかということに尽きるかと思います。これはプロでも個人投資家でも同じことが言えますし、乗り越えなければならない事は同じなのです。

そしてその乗り越えるべき壁として立ちはだかるのが「損切り」ではないでしょうか。「損切り」とはポジションを保有している段階で、損失が生まれている時、つまり含み損を抱えている状態でどこまでそれを許容できるか、出来ない段階で決済し、損失を確定する事ですが、これがなかなかできない行為なのです。

通常私たちは会社に勤務し、或いは自営業であってもそこで働いた成果を給料として得ています。懸命に働いた報酬なのです。失いたくはないのです。これに慣れていると、利益を得ようとしてとったポジションなのに損失を認めてしまう事が難しくなります。心理なのでしょうね。ここを乗り越えるのです。

そもそもポジションをとるときに、「上がるはずだ」「下がるはずだ」と予想をしますが、これとともに「自分が持っているポジションが反対にいくことはない、いってほしくない」という心理があるのです。きっと投資をしたことがある人も、もしくはこれをただ読んだ人も「分かる」感覚だと思います。誰でも損はしたくないですからね。

これを乗り越えるのは結構大変です。自分と機械的に折り合いをつける必要がありますから。つまり、むやみに自分を過信しないこと、決めるのは相場のほうで、自分ではありません。そして残念ながら損切りのレベルまで達してしまったら何も考えずに決済をクリックする事、これに感情を入れることなく遂行します。ただ遂行します。

私は初めの頃これができませんでした。そして、小さく儲け大きく失う事をしてしまっていました。損失ばかりがかさみました。これではうまくいくはずがありません。これを乗り越えるのはやはり機械的にという事です。あくまで機械的にルールを持って遂行する。自分に言い聞かせました。「一つの小さな損失は気にするな」です。FXを始めたならばなるべく早くここまで辿りついてほしい、このような事になるべく躓いてほしくないと、過去の自分を省みて改めて思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

FXをやる気なくなったでしょ?

検索で出てくるサイトや広告は、リスクを伏せた甘い勧誘や偏った情報ばかり、FXで大損して、夜も寝れず、精神状態をきたす人もいます。

FXは簡単にはもうからないということを、本気で資産運用をしようと考えているなら知っておきたいところです。